耐震設計(基礎構造)

耐震性能を支える頑強な基礎構造をご紹介します。
 
 

日東建設ではベタ基礎工法を採用しています。


 

ベタ基礎工法とは建物下の地盤全体に鉄筋を配筋し、そこにコンクリートを流し込む基礎工法です。基礎は住宅を支え、地震・台風からの衝撃を地面に拡散する働きをします。地盤全面をコンクリートで覆うので、防蟻対策や地面からの水分の上昇を防ぐ効果もあります。 日東建設は厚さ15cmの鉄筋コンクリートスラブと立ち上がり幅15cmの信頼性の高いベタ基礎を採用しています。床下全面に打設したコンクリート(耐久強度Fc=30(N/mm2))を使用し、建物にかかる荷重を「面」で支える高強度な基礎構造です。

 

計画共用期間クラス 耐久設計基準強度 対規模補修不要期間 共用限界期間
一般 18(N/mm2) 30年 65年
標準 24(N/mm2) 65年 100年
日東建設 30(N/mm2) 100年

 

 


「軟弱地盤」や「不同沈下」への対策


不同沈下とは、建物全体が同一な沈下をせず、ある面が著しく沈下を起こすなど、不均等に沈むことを言います。建物の不同沈下が起きると家が傾き、壁や基礎に亀裂が入ります。このような事態を防ぐには入念な地盤調査と各土地の地盤の性質に合った基礎作りが必要です。

 


入念な地盤調査で地耐力を測定・評価


日東建設は、最新の地盤調査(スウェーデン式サウンディング方式)で軟弱地盤が隠れていないかを入念に調査します。最適な基礎の仕様および地盤補強が必要かどうかをご提案します。 ※地盤の状態、地域によって地盤調査の方法は異なります。

 
表層改良工法

表層改良工法とは、セメント系固化材を軟弱地盤に散布して、原地盤の土と混合・攪拌・転圧を行い版状の固結体をつくる工法です。、地盤の耐力を強め不同沈下を防ぐ工法です。
 
柱状改良工法

柱状改良工法は、軟弱地盤の土にセメント系固化材を水と混合し、地盤に注入しながら機械で撹拌(かくはん)することにより柱状の改良杭を作り、地盤強化を図る工法です。
 
鋼管杭打設工法

鋼管杭打設工法は、柱状改良工法で対応できない場合、杭先端のみで建物の荷重を支持したりする場合に、一般構造用炭素鋼鋼管を用いて小規模住宅を支える支持杭工法です。